「ま、頑張ってね♪」



そう言いながら、華はあたしの背中をぽんっと叩いた




「え?だっだから~」




かとだいの事好きなんかじゃないってば!






「も~素直じゃないんだからw」





素直?




別に良いじゃん


この気持ちに気付かなくても




知りたくないんだもん



本当の気持ちなんか……




「…まぁ家庭の事情で苦しいかもしれないけど、気持ちを抑えるのももっと苦しいと思うよ?」




苦しい?




あたしに…あたしにもちゃんとこの気持ちに向き合える日が来るかな…?





‘好き’というかとだいへの気持ちに