ソバニイテモイイデスカ?

加藤大樹はカーテンを一気に開けた



「眩しい…」



「それほど外の世界は輝いてんだよw」


外から入ってくる日光が、視聴覚室全体を明るくする




綺麗…




「……何見てんだよ」



「はい?」




「もしかして…俺に見惚れた?w」



「はぁ!?んな訳ないじゃん!!どうしてそういう事になるわけ?」



意味わかんないですけど!?



「だってお前……さっきから俺の方をじっと見てるんだもん」



え!?




あっあたし、そんな加藤大樹を見つめてた!?



全く自覚ないんですけど!!




恥ずかしくてあたしは、顔を隠した




両手で覆うだけだけどっ