灰色フラワー





「ユー、久しぶりじゃないか」


「そういや、そうかもな」




親しげにしゃべる二人を凝視。


青山さん、顔広いんだな。




「こんなに喜んでくれるなら、描くかいがあったねぇ」




目の前の綺麗な夜空から、外国の人に視線を移して、ニッコリ笑いかける。




「わたし、クリス」


「クリスさん、ですか」




あれ、変だな。


クリスさんの青い目を見て、首を傾げる。


青山さんの名前を呼ぶときはあんなに緊張したのに、今はスラッと呼べた。


なんでだろう。