灰色フラワー





余裕顔な青山さんをギロリと睨みつける。


すると、そっとわたしの耳に口を近づけてきた。




「あずちゃんに会いたかったのもホント」


「…っ!?」




あーもう!!!

青山さんのイジワル!!


ドキドキし過ぎて、心臓壊れちゃうじゃんか。


真っ赤な顔を手で覆って、思いっきり俯いた。






「あずちゃんも展覧会、行かない?」


「ホント…ですか?」




青山さんからの思わぬデートの誘いにガバッと顔を上げる。




「でも、バイト大丈夫?」


「……あ」




そうだった。


行きたかったなあ…。