灰色フラワー





ちょっとしょげていると、頭の上からクスクスと笑い声が聞こえる。


顔を上げると、青山さんが必死に笑いをこらえていた。




「何で笑ってるんですか!?」


「いや、かわいいなあと思って」


「からかわないで下さい!!」




真っ赤な顔のまま青山さんを睨みつける。




「ホントだよ」




それから、ポンッと子供をあやすみたいにわたしの頭を撫でて来る。


気持ちいい、なんて思ってしまって。




「こっ!子供扱いしないで下さいっ」


「ホントだって。ついでに言うと…」




これ以上ないくらいにドキドキしてるのが、すごく悔しい。