「そうか
それにしても綺麗だ」
石神は私の髪にキスをした
こんな姿を見た女は落ちるだろうな
「ありがとう」
「抱き締めても良いか?」
「何故かしら?」
「無性にお前が欲しい」
石神は耳元で呟いた
「抱き締めたら私を抱けると思っているの?」
私は笑みを作り石神の首に手を回した
石神は同調し私の腰に手を回した
抱き合ってる風になる
「どう?
私を抱いてみる?」
私は石神に顔を近付けた
どちらかが動けば唇が重なりそうだ
「…」
石神は何故か黙っている
耳が少し赤いのは気のせいか
私は石神から離れた
「残念
私の身体はそんな易々と抱く事は出来ないわ」
「煽る事が得意なんだな
本気で理性が無くなりそうだった」
「じゃあ、おやすみなさい」
「あぁ」
石神はバイクに乗って去っていった

