私も席を立ち、拓海さんの後を追う。
舞さんの病室へ戻り、しばらく談笑をしてから、病室を後にして皆でご飯を食べに行った。
嬉しそうなお義兄さんにお義母さん達。
拓海さんも普通に戻ってた。
さっきはどうして、あんな表情だったんだろう。
私は平気って伝えたら、ホッとしてくれるのかなって思ってたのに…
『亜希っ!』
お店を出てお義母さん達と別れ、少し離れた場所にある駐車場へと向かう最中、ボーっとしてた私は拓海さんと随分離れて歩いていた。
呼ばれて、引き返そうとする拓海さんの元へと急いで向かう。
近寄る私を歩道のど真ん中で抱き寄せる拓海さん。
『心配だから。…頼むから俺から離れるな。』
「…うん。」
離れるな
今離れて歩いてた事だけじゃない、色々な意味合いが含まれている気がした。
私は、離れないよ。
だから拓海さんも、私から離れないで
舞さんの病室へ戻り、しばらく談笑をしてから、病室を後にして皆でご飯を食べに行った。
嬉しそうなお義兄さんにお義母さん達。
拓海さんも普通に戻ってた。
さっきはどうして、あんな表情だったんだろう。
私は平気って伝えたら、ホッとしてくれるのかなって思ってたのに…
『亜希っ!』
お店を出てお義母さん達と別れ、少し離れた場所にある駐車場へと向かう最中、ボーっとしてた私は拓海さんと随分離れて歩いていた。
呼ばれて、引き返そうとする拓海さんの元へと急いで向かう。
近寄る私を歩道のど真ん中で抱き寄せる拓海さん。
『心配だから。…頼むから俺から離れるな。』
「…うん。」
離れるな
今離れて歩いてた事だけじゃない、色々な意味合いが含まれている気がした。
私は、離れないよ。
だから拓海さんも、私から離れないで

