Love Again【番外編集】

しっかり落ち着いてたように見えた舞さん。
それでもやっぱり気が動転してたんだろう。



入院するためのもの一式鞄につめて持ってくるのを忘れたらしい。




お義母さん達が取りに行く事になって、私達は舞さんの側に付いてる事になった。




『ちょっと俺トイレ。』





そうして拓海さんが病室を出ていく。



『亜希ちゃん、ごめんね?用事の途中だったんでしょう?』




足元に置いてある買い物した紙袋を見てそう言う舞さん。




「いえ!平気です。それより今日香水作ってもらったんです!舞さんが連絡してくれてたお陰でスムーズに作ってもらえました。ありがとうございます。」




『そう?良かった。』





そしてふっとみちるさんの事を思い出した。





「お店で、みちるさんに会いました。」





『えっ!?』





「こないだ舞さんとここにいた時に私の事も覚えてたみたいです。」





『そう…それで何か話してた?』





「特に何も。拓海さんから電話来てすぐここへ来たから声かけられた程度です。」





舞さんの表情は少し固い。みちるさんと…何かあった?