Love Again【番外編集】

『姉貴。香水の事聞いておいた。俺の名前で顧客名簿に載ってるから、姉貴が居なくても平気だって。』





「そうなんだ。良かった!奈緒と買い物行ったときに寄って買ってこようっと!」





『ああ。』





拓海さんが浴室へ向かう。私はその間に髪の毛を乾かしたり寝る支度を進めた。









今日の拓海さんは少しおかしい。
疲れてるのかなって思って、早く寝ようとしたのに、激しく私を求めてきた。



いつも激しいといえば激しいんだけど…
何か違う…




何が?



そう聞かれるとなんて答えればいいのかわからない。



『亜希…亜希…ッ』




重なってる間中ずっと私の名前を呼び続ける拓海さん。





そんな拓海さんの顔は、とても切な気でその表情に体の熱があがる。




私の名前を呼び続ける拓海さんに答えたくて、私も拓海さんの名前を呼ぶ。




「拓…海さぁ…っん…」




その瞬間キツく抱きしめられ、耳元で囁いた。



『何があっても俺から離れるな…離れていかないで…』




離れるわけないよ?だって…私には拓海さんしかいない。




そう答える前に、快感の波にのまれて意識が薄れていった…