しばらく仕事を進めて時計を見ると、1時を過ぎていた。
やばいっ!奈緒待たせちゃう!
慌てて社員食堂へと向かう。
うわ…結構混んでるかも…
『亜希!』
手を上げて奈緒が私を呼ぶ。
「ごめん。遅れちゃって…」
『私も今来た所。』
奈緒の向かいに座って、お弁当を広げる。
『向こうに、早坂主任と関口主任、座ってたわよ。』
指差す方を振り返ると、拓海さんの座る後ろ姿があった。
そして、社食を持ちながら近くをそわそわする新入女子社員の姿も…
『…関口主任目当てよね。』
「うん…」
関口主任目当てとわかっていても、なんか…イヤ。
だって、一緒にいる拓海さんにも声かけるかもしれないじゃない。
最近関口主任が私達と一緒にお昼に入ってた理由って…コレだったんだ。
そういえば、去年も関口主任の周りに同期の女の子達が群がっていたのを思い出した。
やばいっ!奈緒待たせちゃう!
慌てて社員食堂へと向かう。
うわ…結構混んでるかも…
『亜希!』
手を上げて奈緒が私を呼ぶ。
「ごめん。遅れちゃって…」
『私も今来た所。』
奈緒の向かいに座って、お弁当を広げる。
『向こうに、早坂主任と関口主任、座ってたわよ。』
指差す方を振り返ると、拓海さんの座る後ろ姿があった。
そして、社食を持ちながら近くをそわそわする新入女子社員の姿も…
『…関口主任目当てよね。』
「うん…」
関口主任目当てとわかっていても、なんか…イヤ。
だって、一緒にいる拓海さんにも声かけるかもしれないじゃない。
最近関口主任が私達と一緒にお昼に入ってた理由って…コレだったんだ。
そういえば、去年も関口主任の周りに同期の女の子達が群がっていたのを思い出した。

