「来ないでっ!!」
別れの言葉なんて聞きたくないっ!!
必死で走ってるのに、近付いてくる足音、護くんの息づかい。
あっという間に距離を縮められて、簡単に捕まってしまった。
「やだやだぁっ!離してぇっ!!」
護くんの腕の中で必死に暴れる私に有紀ちゃんの名前を出す護くん。
嫌だっ!
私はふたりの仲なんて聞きたくないのっ!
耳を塞いで悪あがきする私の顎に護くんの手がかかった。
グイッと強引に上を向かされたと思ったら
そのまま唇に押し付けられる感触に閉じてた目を見開いた。
目の前に広がったのは、切なそうな顔の護くんのドアップ。
キス、されてる?
そう気付いて頭をのけ反らせようとした。
それを阻止するかのように後頭部を片手で抑えられてもっと強く唇を押し付けてくる護くん。
「やっ…離し……ふぁっ…!?」
離してと言うために開いた口に何か柔らかいものが入ってきた。
別れの言葉なんて聞きたくないっ!!
必死で走ってるのに、近付いてくる足音、護くんの息づかい。
あっという間に距離を縮められて、簡単に捕まってしまった。
「やだやだぁっ!離してぇっ!!」
護くんの腕の中で必死に暴れる私に有紀ちゃんの名前を出す護くん。
嫌だっ!
私はふたりの仲なんて聞きたくないのっ!
耳を塞いで悪あがきする私の顎に護くんの手がかかった。
グイッと強引に上を向かされたと思ったら
そのまま唇に押し付けられる感触に閉じてた目を見開いた。
目の前に広がったのは、切なそうな顔の護くんのドアップ。
キス、されてる?
そう気付いて頭をのけ反らせようとした。
それを阻止するかのように後頭部を片手で抑えられてもっと強く唇を押し付けてくる護くん。
「やっ…離し……ふぁっ…!?」
離してと言うために開いた口に何か柔らかいものが入ってきた。

