「愛夢美、電話も繋がらないし、メールしても返事もくれない」
呟く俺に光伸は、デカイため息をついた。
ため息つきたいのは俺のほうだ。
『会いにいけばいいじゃん』
「一回家訪ねたけど、会ってくれなかった。
何度も行って愛夢美の親に嫌われたくねーし……」
だから待ち合わせ場所で、愛夢美が来てくれるのを待つしか方法はないんだ。
『家がダメなら学校は?校門前で待ち伏せすりゃいいじゃん』
光伸の言葉に顔をあげた。
俺も考えなかった訳じゃない。
『愛夢美ちゃんさ、日曜からケータイ電源切りっぱなしで学校にも持ってきてないって律が言ってた』
「………え?じゃあ……」
俺が送ってたメールも見ていない?
見て拒絶してるんじゃないなら、まだ希望がある?
それとも、俺からの連絡が嫌でケータイの電源を切ったままなのか?
『うだうだ悩んでねーで会いに行けよ。マジで終わってもいいのか?
律、サイテーって言ってた他に“会いにも来ないなんて何考えてるんだ”かなりご立腹で言ってたけど』
呟く俺に光伸は、デカイため息をついた。
ため息つきたいのは俺のほうだ。
『会いにいけばいいじゃん』
「一回家訪ねたけど、会ってくれなかった。
何度も行って愛夢美の親に嫌われたくねーし……」
だから待ち合わせ場所で、愛夢美が来てくれるのを待つしか方法はないんだ。
『家がダメなら学校は?校門前で待ち伏せすりゃいいじゃん』
光伸の言葉に顔をあげた。
俺も考えなかった訳じゃない。
『愛夢美ちゃんさ、日曜からケータイ電源切りっぱなしで学校にも持ってきてないって律が言ってた』
「………え?じゃあ……」
俺が送ってたメールも見ていない?
見て拒絶してるんじゃないなら、まだ希望がある?
それとも、俺からの連絡が嫌でケータイの電源を切ったままなのか?
『うだうだ悩んでねーで会いに行けよ。マジで終わってもいいのか?
律、サイテーって言ってた他に“会いにも来ないなんて何考えてるんだ”かなりご立腹で言ってたけど』

