『奈緒っ!俺、諦めないよ!連絡するから!!』
後ろから聞こえる声に、走りながら亜希が、驚いた顔で私を見た。
連れてかれた亜希と早坂主任の家。
ソファへと促されて座る。
「…早坂主任は?」
『今日は大学時代の友達と飲みに行くって。結婚式の余興をお願いするんだって。』
そういいながらキッチンへ向かって、お湯を沸かし始める亜希。
私はリビングテーブルの上にある結婚式の進行表やら沢山広げられているのをぼんやりと眺めてた。
『結婚式の準備って本当、大変だよね。奈緒達は私達より準備期間短いから大変だったんじゃない?』
「…うん。大変だった…」
幸一さんに、引き出物はどうしようと聞いても、私の好きな物でいいって言うし、出席者の円卓に飾る花もキャンドルも…全部私が決めたようなものだったから…
そう思い出しながらテーブルの上にある、亜希達の結婚式の資料を見て、ふと違和感を感じた。
あれ?キャンドルの種類ってこんなにあったっけ?
それに、テーブルクロスのカラーバリエーションも、…こんなに沢山…
後ろから聞こえる声に、走りながら亜希が、驚いた顔で私を見た。
連れてかれた亜希と早坂主任の家。
ソファへと促されて座る。
「…早坂主任は?」
『今日は大学時代の友達と飲みに行くって。結婚式の余興をお願いするんだって。』
そういいながらキッチンへ向かって、お湯を沸かし始める亜希。
私はリビングテーブルの上にある結婚式の進行表やら沢山広げられているのをぼんやりと眺めてた。
『結婚式の準備って本当、大変だよね。奈緒達は私達より準備期間短いから大変だったんじゃない?』
「…うん。大変だった…」
幸一さんに、引き出物はどうしようと聞いても、私の好きな物でいいって言うし、出席者の円卓に飾る花もキャンドルも…全部私が決めたようなものだったから…
そう思い出しながらテーブルの上にある、亜希達の結婚式の資料を見て、ふと違和感を感じた。
あれ?キャンドルの種類ってこんなにあったっけ?
それに、テーブルクロスのカラーバリエーションも、…こんなに沢山…

