Love Again【番外編集】

『何よ〜。私がいて何が悪いの?

相変わらず口が悪いなぁ

って何するの?これ以上背が縮んだらどうしてくれるのよっ!』




護くんの腕をバシッと叩きながら言う有紀ちゃん?に護くんも『相変わらず小さいな』なんて言いながら、頭をグリグリと押してじゃれ合っている。





その光景を笑いながら護くんのお友だちは見ていたけれど、私は笑えるどころじゃなかった。






護くんと有紀ちゃんて一体……





やり取りをジッと見ている私に気が付いたのは有紀ちゃんだった。





キョトンとした顔で私を見る。




うぅっ。目がクリッとして大きくて可愛い。





『もしかして、護の彼女?』




「あ、えっと……」





小首を傾げながら尋ねるその姿も可愛くて、言葉に詰まる。





『そっ!俺の彼女の愛夢美って言うの!』





護くんが私の横に来て手を取ってくれた時、何故だかホッとしてしまった。