Love Again【番外編集】

えっと、それで…私達の話に呆れ顔の充が前に座ってて…




『もういいよ。』






なかなか思い出せない私にしびれを切らしたのか、投げやりに言われた言葉。



「待って!今思いだしてる最中だか…」




話してる途中で充が唇を重ねて来た。



一瞬だけ触れて離れた唇はまたすぐに重ねられる。



啄むようなキスを何度か繰り返し、頭が痺れるような感覚がした頃、いきなり深いキスをされる。




「んっ…」





止まらない深いキス。私の中を探るような動きに、堪らず空いている両手で胸元を押す。



ゆっくりと唇を離す充。触れるか触れないかの距離で充は私を見つめながら話し始めた。


『嫌だった?』




「嫌じゃない。ただ…」




『ただ?』



「苦しかっただけ……ふっ…」





そう答えた私にまた深いキスをする。




けれど、今度は私が呼吸をするタイミングに合わせて唇を離してくれる充。