Love Again【番外編集】

『俺がこの１ヶ月どういう気持ちでいたかわかる？』



やっと口を開いたと思ったら、いきなりの問いかけ。


「どういうって…」




答えに困る私を見て、充は大きなため息を一つ吐き出す。



その仕種が、何でわからないんだ？と言っているようで、悲しくなった。




そんな私を見て、掴んでた手を離してしまった充。




わからない私に呆れた？




そんな時、突然後ろへ押されて、よろける。
態勢を持ち直そうとした私に覆いかぶさる充の体。



後ろにあるベッドに体が重なったまま押し倒された。




私の顔の真横にある充の顔。ピッタリと隙間なくくっついた二人の体。



「みみみ充っ！！」





声を発した私に反応するように、少し体を起こして、私の顔の両サイドに手をつき、真剣な顔で私を見て来た充。




その距離はとても短くて、少しでも動けば唇が触れるくらい近い距離。




その近さに、充の真剣な顔に、一気に心臓がドキドキし始める。