そんな私の目に飛び込んで来た、少し離れた場所で立ちすくむ幸一さんの姿。
「―っ!!!」
ドンっと誠を突き飛ばして幸一さんを見る。
ただ立っているだけの幸一さんの方へ一歩進むと弾かれた様に幸一さんは反対方向へ歩き始めた。
「待って幸一さんっ!!」
「―っ!!!」
ドンっと誠を突き飛ばして幸一さんを見る。
ただ立っているだけの幸一さんの方へ一歩進むと弾かれた様に幸一さんは反対方向へ歩き始めた。
「待って幸一さんっ!!」

