朝、来ないだろうなとわかっていてもいつもの待ち合わせ場所に早い時間から紗英を待つ。
昨日、結局紗英からは電話もメールも来なかった。
増えてく人の群れ。けどその中に紗英の姿は見当たらない。
もう先に学校に行っちゃった?
ここで待つより学校に行ってた方がいい?
走って学校に行き、紗英の教室を覗く。
けれど、紗英の姿はない。
俺を見た真理はただ首を横に振るだけ…
教室へ入り、鞄を置く。
そしてまた教室を出ようとした時だった。
『直樹〜はよーっす!!』
信夫に声をかけられて、軽く手をあげ教室から出る。
『おいっ!直樹どこ行くの?もうそろそろHR始まるぞ!?』
「ちょっと…行くところあるからっ」
『彼女の所か?さてはプレゼントの催促か?お前自分からそんな事したらマジ嫌われるぞっ!』
は?プレゼント??
動きを止めて信夫を見る。
にんまりする信夫は
『図星だな?』
そう言った。
昨日、結局紗英からは電話もメールも来なかった。
増えてく人の群れ。けどその中に紗英の姿は見当たらない。
もう先に学校に行っちゃった?
ここで待つより学校に行ってた方がいい?
走って学校に行き、紗英の教室を覗く。
けれど、紗英の姿はない。
俺を見た真理はただ首を横に振るだけ…
教室へ入り、鞄を置く。
そしてまた教室を出ようとした時だった。
『直樹〜はよーっす!!』
信夫に声をかけられて、軽く手をあげ教室から出る。
『おいっ!直樹どこ行くの?もうそろそろHR始まるぞ!?』
「ちょっと…行くところあるからっ」
『彼女の所か?さてはプレゼントの催促か?お前自分からそんな事したらマジ嫌われるぞっ!』
は?プレゼント??
動きを止めて信夫を見る。
にんまりする信夫は
『図星だな?』
そう言った。

