Love Again【番外編集】

結局どうしていいかわからないまま放課後を迎える。


いつもはすぐに紗英の所に向かうけど、今日はそれも出来ない。


ひとりでいたくないのに。


こんな日に限って誰も遊びに行きそうな雰囲気もないし。


しばらく教室に残ってボーっとする。




完全に教室に1人きりになってようやく立ち上がって廊下に出た。



廊下に残る人も少なくなってきてる。


わざと紗英の教室の前を通って中を歩きながら確認する。



紗英は…いない…でも鞄がまだ机にかかってるな。



ゆっくり…ゆっくりと下駄箱まで向かう。その間も、紗英がどこかにいるんじゃないかと思って辺りを見回す。




都合良くいるわけないよな…



階段の踊り場に差し掛かった所で紗英の声が耳に入った。



思わず足を止める。
嘘!マジっ??


『真理!お待たせ!買ってきたよ!』



…下から聞こえてくる紗英の声。



体を隠しながら、下を覗く。



『じゃあ行こうか!!』



『うんっ!!あー…上手く出来るかな?心配だよぉ…』




上手く出来る?何の話??