Love Again【番外編集】

『直樹??…そ、そんな本気にすんなよ。軽いジョークだよ。』

俺の顔色を伺うように伸夫は訂正してくるけれど、思い当たるふしはそれしかない。


用もないのにさっき会いに行ったのもうざかった?


だから、追い返された?


どうする?


どうすれば修復できる?


とにかく…うざがられても、まずは謝っておかないと。


「ちょっと俺、用事できた。」


『おい!体育館…』
「今日はパス!!」

弁当もそのままにして、俺は紗英のクラスまで走った。


  


そっと中を覗く。



いない…



紗英はいないけれど、加藤の姿は目に入った。



一緒にいなくなるわけないよな。


そんな事を考えてホッとため息をついた。


教室に戻るまでの間に、紗英にメールを送った。


[今少しか会えない?話したい。]


教室へ戻って、紗英からの返事を待つ。


しばらくすると携帯が震える。


メール画面を開くと、紗英からで、


[ゴメン。用事ある。急ぎの話?]


携帯を閉じて机に突っ伏した。


俺…避けられてるのか?


紗英の用事って何?


俺には言えないこと?


なんかどんどん悪い方向にしか考えられなくなる。
どうすればいいんだよ。