「ちょっと…恥ずかしいってばっ!」
逃げるように、直樹から離れる私。
それを見て、ちょっと拗ねたような顔の直樹。
あ…言い過ぎた?
でも直樹は気にもせず、黒板を消し終えて、
『早く支度すれよ!』
笑ってそう言った。
ドキン!
「う、うん!!」
急いで机にかけてる鞄を手に取る。
そんな私に友達の真理は近づいて来た。
『バカップル。最近急にベタベタしちゃってさ!独り身の私に気くらい遣いなさいよ!』
「ご、ごめん…」
『…本気にとって謝らないでよ。まあ、今までカップルらしくなかったし、その反動だと思っとくわ!』
反動…なのかな?
なんか最近の直樹…すごく積極的なんだ。
真理に手を振って教室を後にする。
廊下に出て待っててくれた直樹は私が出てくと手を差し出して来た。
その手を握る。
歩き出す直樹の半歩後ろを歩きながら見上げる。
前は、耳まで真っ赤にしてたのに、今じゃ全然普通。
『どした?紗英考え事?ボーッとしてるけど。』
少し頭を下げて覗き混んでくる直樹の顔が凄く近い。
逃げるように、直樹から離れる私。
それを見て、ちょっと拗ねたような顔の直樹。
あ…言い過ぎた?
でも直樹は気にもせず、黒板を消し終えて、
『早く支度すれよ!』
笑ってそう言った。
ドキン!
「う、うん!!」
急いで机にかけてる鞄を手に取る。
そんな私に友達の真理は近づいて来た。
『バカップル。最近急にベタベタしちゃってさ!独り身の私に気くらい遣いなさいよ!』
「ご、ごめん…」
『…本気にとって謝らないでよ。まあ、今までカップルらしくなかったし、その反動だと思っとくわ!』
反動…なのかな?
なんか最近の直樹…すごく積極的なんだ。
真理に手を振って教室を後にする。
廊下に出て待っててくれた直樹は私が出てくと手を差し出して来た。
その手を握る。
歩き出す直樹の半歩後ろを歩きながら見上げる。
前は、耳まで真っ赤にしてたのに、今じゃ全然普通。
『どした?紗英考え事?ボーッとしてるけど。』
少し頭を下げて覗き混んでくる直樹の顔が凄く近い。

