Love Again【番外編集】

『晴香、…何かあった?』

ビクっとする晴香。


まただ…何かがおかしい。


『な、何もないよ?』





だったらどうしてそんなに…脅えているの?


『ひ、久しぶりに会えたから緊張してるのかな!?康太のスーツ姿も見慣れてないし…』



そう言いながら、注文していた烏龍茶を一気に飲み干す晴香。



やっぱりおかしいって。こんなよそよそしい晴香、見たことない。


付き合う前だって、こんな態度取った事ない。



「晴香、一体…」


♪〜♪〜…

ガシャーン!!



俺の携帯が鳴った瞬間、晴香の体が、さっきまでとは比べ物にならないくらいびくついて、烏龍茶が入っていたグラスに腕がぶつかり倒れた。



側に置いてあった皿にぶつかり激しい音がする。



『あッ!ご、ごめんなさい!!』



慌てて散らばった氷をグラスの中へ片す晴香。