どうやって家まで帰ってきたかわからない。



目の前にある康太への誕生日プレゼント。



「…ふっ…っ!!」





ボロボロと溢れてくる涙。



ねぇ…康太…
いつから、私は康太の1番目じゃ無くなってたの?




「うぅ…ッく…」



やだよ…




康太の1番になって、愛される喜び知っちゃったんだよ?




もう2番目でいいなんて…思えないよ






「やだよぉ…康…太ッ…」





お願い





私から康太を奪わないで…





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