Love Again【番外編集】

「絶対、見ないでね!」



『はいはい…』




急いで、蛇口を探し当てて拈る。




「きゃあっ!!冷たいっ!!」





お湯ではなくて水が勢いよく体にかかる。




『馬鹿っそっちは水だろっ!』




拓海さんに体を抱き上げられて湯舟に入れられる。



「だって見えないんだもんっ!」





アイマスクに手をかけ外そうとすると、勢いよく唇を塞がれる。




『外すなよ…。冷やしてるんだから…』



そうして、また繰り返されるキスに、どんどんと体の力が抜けていく…




『やっぱり…我慢しなくていい?』




「…んッ…拓海さ…んんっ」




見えない状態で拓海さんがどんな顔をしているのかわからない。




ただ…触れる手が…唇が優しくて…




何も考えられない…