Love Again【番外編集】

「拓海さんに何の用ですか?」




『ふふ…いきなり直球ね。』



「―ッ!拓海さんとは、昔お付き合いしてたみたいですけど、今は私と結婚したんです。だからっ…」




もう関わろうとしないで



そう言う前にみちるさんは、面白そうに笑い始めた。



『あははは…思った通りね!』




私を馬鹿にするような嘲笑にカッとなる。



「何がおかしいのっ!?」


『思った通り…拓海はあなたに何も言ってなかったんだとわかったら可笑しくて。気を悪くさせたらごめんなさい?』



気分なんてとっくに、悪い。みちるさんの存在が、香水の香りがクラクラさせて、走ってる車の密室にも酔ってしまいそう…