「…先輩?」 「陽菜が心配してることはわかるよ」 「だったら!」 「ごめん…」 先輩はそう言って私を通り過ぎた 「ちょ、待って!先輩!」 先輩は合宿場に帰っていった 私はその場にポツンと立っていた 「先輩……」 練習試合まであと4時間30分