「あのね先輩、昨日のあの人は…」 “実はお兄ちゃんなんです” って言おうとしたら アイツにさえぎられてしまった 「おはよー!陽菜と神山くん」 バカ兄! タイミング考えてよ! 「何でお前が?」 先輩の瞳が鋭くなる 「そんな怖い顔しないでよ〜」 「何しに来たの?」 私も糞兄に問う 「陽菜まで…もう!ねぇ、陽菜俺と寄り戻そうよ」 「は?!」 寄り戻すも何も兄弟じゃん! 「神山なんかやめて、俺のとこに来いよ」