先輩は腕を動かして、動きやすいか確かめた 「ありがとう!めっちゃ動きやすい」 「ふふっ。それは良かったです」 私は使った器具とかを片付け始めた 「ねえ、君は1年生?」 「あ、はい」 先輩の急な問いかけに、私はこれを答えるのが精一杯だった 「そっかあ。何で保健室に?」 「あ…えーっと…。私、昔から体が弱くて…」 「そんな細くて小さい体だったらもっと弱くなるぞ」 「は、はぁ…」 「もっと食えよ」 そう言って、先輩は私の頭をポンポン叩いた