「ハルキ!ダリィからサボろうぜ!」
「またかよ宮雄。いつもの「西」にどうせ行くんだろ!」
「西?あ〜ウエストの事か!こんな田舎で堂々とサボれんな、あそこしかないだろ!行こうぜハルキ!」
ハルキとは俺の名前である平凡な名前だ…
「まぁ天気もいいし付き合ってやるよ!そのかわりまともなメニュー頼めよな!」
「…?あそこで変なメニュー頼んだっけ?いつも抹茶丼頼んでるけど美味いぞ」
こいつはなんでそんなもの食えるんだろうといつも不思議だった。
「…もういいから行こうぜ!腹も減ったし」
勘違いしないでほしいウエストは普通の料理もちゃんとあるのだ!だから潰れずにあるのだ。
俺達はなれた様子で学校を後にした。