「お前はバカか!」
「まあまあ、リク
落ち着いて」
あたしに迫るリクを
カイがなだめる
寝てしまったのか
クウの姿はない
「どこにそいつを
寝かせるスペースが
あるんだよ!」
リビングを見渡す
リビングには白羅が
伏せていて、
ずごい窮屈さだ
「あたしの部屋…?」
「お前、年は?」
リクがグライを覗きこむ
「メイと同じ。」
「じゃあダメだ!
絶対ダメだ」
「じゃあ、リクのとこ?」
「嫌だね。」
「じゃあ俺んとこ来るか?」
カイが言った
「カイ、いいの?」
「全然問題なーしっ」
「グライ、いい?」
「うん、
別に寝れればどこでも」
「そっか、
じゃあカイお願いね」

