メイアイストーリー

「…っ…ついた?」




「サーパスだ。
やったなメイ」



「うん、魔法やばいねっ
はまりそうだよ」




「魔法にはまるってなんだよー
メイちゃん、双剣やりたかったら
俺が教えてあげるよ?」



「魔法って決まってるんだから
カイは余計なことすんな」




「なんだよ、
リクだって悔しいくせに」




「は?
だからお前は――――」





『メイ…
メイ!』




誰…?
あたしを呼ぶこの声は




『おいおい、
もう忘れちゃった?
僕だよ僕。』





オレオレ詐欺…

いや、ボクボク詐欺…






じゃなくて。




グライ?


久しぶりだね、
どこ行ってたの?