メイアイストーリー

「でも、ビーナスさんは
どうしてあたしに魔法を?」



「それは、たぶん
覚えるだけで
一番簡単だし、
この先なにがあっても
いいように
最低限の力を持たせる
ためかな?」



「あぁ、そういうことね」




そういうことなら
あたし頑張らなくちゃ!
守ってもらってばかりじゃ
あたしも嫌だしね。




「クウ、明日から
さっそく教えてよ、魔法!」



「喜んで。」



クウはにこっと微笑んだ





あたしたちはさっと
買い物を済ませ、
家に帰った