綺麗な町をぬけると、
低い丘があって
その上にお城が建っていて

階段を上ったところにある
門の両脇には怖そうな
兵士が立っている



あたしたちは階段を上った


その2人の兵士は
あたしたちが近づくと
膝を折り、頭を下げた



「「おかえりなさいませ。」」



「門番ご苦労。」




門が開き、
中に入り
あたしは
1つの部屋に案内された



「女王様がお待ちです。
中へどうぞお入り下さい」



「リクたちは?」



「ここで待つように
言われておりますので」




「あ、そうなんだ…」





あたし1人でか

なんか緊張するな…