メイアイストーリー

「メイ様、こちらです。」

3人のメイドにつれられて
ある部屋へ入った



「メイ様、
どちらがよろしいでしょうか?」

メイドの手には2着の素敵なドレス。

「じゃあ、こっちで」

あたしはオレンジ色の大きなリボンが可愛い方を選んだ


「お似合いですよ」

メイドたちがあたしから離れてそう言った

あたしはすぐそこの大きな鏡の前に立つ


「はぁ…*」

ため息が出るほど綺麗な人がうつっていた。

って、何言ってんだろ。


すると、扉があき
車いすに座るビーナスさんが
入ってきた


「まあ、メイ…
よく似合ってるわ」

「ビーナスさん…。
あの、あたし何をすればいいんですか?」

「メイは立ってるだけでいいわ
護衛たちもいるから安心して」

「リクたちもっ?」

「もちろん。
護衛とはそういうものよ」

ビーナスさんは優しい笑顔でそう言った


「でも、ひとつだけ…」