「こほん。
今日みんなに
集まってもらったのは
他でもありまっせーん」

あたしはリビングに
集まったリクたちの前に立つ


「んだよ、こんな朝っぱらから」

リクは機嫌悪そうに言う

リクって朝弱いんだよね


「で、どうしたの?メイちゃん」

「えっとね、
グライは魔法が使えるのです」



「「「知ってる。」」」



「え?」


「ふつーに気付く、そんくらい」

「魔法使い同士が
気付かない訳ないだろ」

「うんうん、ばればれだよね」



えええ…


「みんな知ってたの!?
…まあいいや」


あたしは白羅のもとへ歩み寄る