「グライ、
正体をリクたちに
気付かれたら
やばいんじゃない?」

このまま正体を
隠し通せるとは
思えない。


「スキイの住人である印、
それはこれだ」


グライはそう言いながら
髪をあげて額を見せた

グライの額には
羽のような小さな紋章があった


「スキイの住人は
生まれた時からこの紋章がある
護衛たちにはもちろん
神獣たちにもあるんだよ」


「へぇ…、
ってグライ!?
なんでそれがあなたに!?」


「魔法だよ、僕にかかれば
こんなことあさめしまえさ
紋章の形を調べるのに
苦労したけどね」


「あぁ、そうゆうこと…」


「容姿にも気を使ったんだ
スキイにはスキイの
服があるからね
だから本当の僕は
こんな明るーい、
キラキラした服着ないよ」


「そうなんだぁ…」


本当のグライ…

これはグライの
仮の姿なんだ。



魔法ってすごいんだなぁ

あたしはいい事を思いついた