新撰組は恋の香り―後編―

平助side


二日酔いぎみの土方さんを連れて屯所に帰った日。

左之さんがすっげぇ、絡んできてうざかった。
あと、総司のにやにやも気持ち悪かった。


「平助、お前やっぱ男なんだな。」

「平助?葵羽さんは泣いてなかったですか?」

「え?平助…お前、葵羽泣かせたのか!?」


…新ぱっあんは、論外ですが。

まあ、助かった。
鈍い奴がいてくれて。