新撰組は恋の香り―後編―


朝、土方さんと島原に行き
これから御世話になる店にやってきた。


「すまねえ!お菊さんいるか?」

店の入り口で土方さんは男の人に聞いた。

「どのようなご用件で?」

「お菊さんに土方が例の件で訪ねてきてるっと言えば伝わるはずた。」

「少々お待ちくださいな?」

花街だからかみんななまりがすごい。
イントネーション違いすぎ、ウケる!って
現代にいたらTwitterに書くなぁーなんて思いながら会話を聴いていた。


「お待たせしました。土方はん。さあさあ、お上がりください。」

お菊さんと思われる人が中へ案内してくれた。

「貴女が葵羽はんね?かわいいどすなぁ。」

いや、貴女はお美しいです。

心の中で言い口では
「ありがとうございます。」
と、言っていた。