新撰組は恋の香り―後編―


あ、お茶、、、とか思いながら
お茶を見つめていると

「お前が飲みたくて注いだんだろ?それはお前のだ。」

「あ、はい。いただきます。」


ズズズーっとお茶を飲むと
土方さんがゴホンと一つ咳払いをして
話し始めた。

「お前に頼みがあるんだ。」

「さっきも聞きました。」

「嗚呼、そーだったか?まあ、葵羽、、お前、芸子の格好して貰えねぇか?」

「は?も、さや主旨が伝わって来ないんですが。」

目をパチクリしてると
土方さんはお茶を一口飲み
あんまり話したくねぇんだがと前置きをして話し出した。


「実は今度、攘夷志士が島原で会合を開くようらしい。それで、おめぇに島原に潜り込んで情報を取ってきて欲しい。俺ら男が島原に張り込むのはすぐにはバレねぇとは思うがいつかはバレちまうしケンカが始まっちまうと思う。そう言うことで、お前に頼んでんだ。いいか?」