もう一度聞きます!と、二回目の同じ質問。
やっぱり乙女という単語はかわらなかった。
「ええ、まあ。いやですかねー。」
考えながら答えると伊東さんは
ほらねっ。と、言う顔をして山南さんを見た。
こわっ。
「ありがとう、葵羽さん。」
「あ、いえ。」
首を左右に振り一歩大きく下がり大衆の和に戻る。
その時、一瞬だけ山南さんが困った顔をしていたのが見えた。
あぁー、私やばいことしたかも?
ここは山南さんのフォローに入るべきだったのかなぁ。
なんて考えながら...
「はぁ。わかりました。これからは伊東さんの部屋の前を通らないようにいたしますね。」
そう言った山南さんは「では。」っと、頭を下げこの場を去っていった。


