「これじゃあ、らちがあきませんわ!葵羽さんをお呼びになってくださる?!」
なんで、わたし伊東さんに呼ばれたぁあ!?
「葵羽くんは関係ありませんよ?伊東さん。」
「いいえ、あります!!葵羽さん!?いらっしゃるんでしょ?!」
辺りを見渡す伊東さんと目があってしまった。
なんかよく分かんないけどやだなぁ。
なんて思いながら伊東さんたちの前へと出た。
「なんですか?」
「こんな夜中に乙女の部屋の周りを監視するようにうろちょろされては嫌ですわよね?」
え?乙女??
やっぱ、現代でいうオネェなの?
「聞いてます?葵羽さん。」
「え?あ、聞いてます!!」


