「ふざけないでちょーだい!!」
「ふざけてなんかありませんよ?貴方は私が邪魔でしょうがないんでしょ?」
「それとこれは別です!!」
気になって声のする方に行くと
幹部全員が集まっていた。
「あの、どーしたんですか?」
「ん?あぁ、葵羽くんか。俺にも分からないが伊東さんと山南さんの間で何かあったようだ。」
近くにいた山崎さんに話しかけると
見れば分かるような返答が返ってきた。
もしかして、みんななんでこんなもめてんのかわかんないのかな?
「それよりも具合の方は...?」
心配そうに覗き込む山崎さん。
「え?!あ!たぶん石田散薬が効いたようで大分楽になりました。」
適当に言葉を並べてにこりと笑う。
それならよかった。と、頷きまだ言い合っている二人に視線を戻した。


