葵羽side
泣いてたからだけど
気付いたら夕方になっていた。
…あれ?なんか忘れてる気がする。
そう思ったけど何かは思い出せず、
お昼も顔出さなかったからみんなのとこに行きにくいなぁーと、たため息をついた。
「葵羽。いるか?」
「え?あ、います!って、斎藤さんですか。」
襖越しに見える陰と聞こえる声は、どうひっくり返しても斎藤さん。
襖を開けるとやっぱり斎藤さん。
私も一歩エスパー斎藤さんに近づけた
「俺はエスパーでもないし、お前は近づけてすらいない。」
「心の中を読まないでくださいよー。で、なにか用ですか?」
泣いてたからだけど
気付いたら夕方になっていた。
…あれ?なんか忘れてる気がする。
そう思ったけど何かは思い出せず、
お昼も顔出さなかったからみんなのとこに行きにくいなぁーと、たため息をついた。
「葵羽。いるか?」
「え?あ、います!って、斎藤さんですか。」
襖越しに見える陰と聞こえる声は、どうひっくり返しても斎藤さん。
襖を開けるとやっぱり斎藤さん。
私も一歩エスパー斎藤さんに近づけた
「俺はエスパーでもないし、お前は近づけてすらいない。」
「心の中を読まないでくださいよー。で、なにか用ですか?」


