「ねぇ、蒼井くん。私に何の恨みがあるのかしら?」 すました顔をして歩く蒼井空の腕を掴み、睨みをきかせて強い口調で聞く 「恨みなんてないよ?むしろ興味しかない。あ、あと空でいいよ」 一瞬驚いた顔を見せるが、すぐにいつものポーカーフェイスにもどり、淡々と言い返される 「じゃ、空くん。なんで私のことを見下すのよ」 「だから、それは由奈の勘違い。」 「なんで呼び捨てにすんのよ」 「お友達でしょ?」 だめだ…どんどんコイツのペースにのまれてく…!