翌日 「俺ら、付き合うことになった。」 朝食を囲んで もくもくと食べるご主人様たちを前に 翔様が私の手を握りながら言った 『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?』 発狂に似たような叫びとなった その雄たけびは 広い家中にこだました 「そんなのうそだ!愛ちゃんは僕のもんだ!」 「愛、昨日俺告ったばっかじゃねぇかよー!相談にも乗るからまた考え直せよ。」 「愛、翔。本当なのか?」 私は上を見上げ 翔様のことを見た すると翔様は笑って 私をお姫様抱っこした