いつもの優しい微笑みを向けてくれる空様
「それに、私なんかみたいな言い方やめろよ。確かにお前はメイドだけど、俺らにとっては家族みてぇな存在になってきてんだから自分に自信持てよ。」
空様…
「なんだか、そんなこと言われたの初めてです。」
「そう?こんな言葉ならいつでもいっぱいかけてあげるけど。」
「ウフフ。空様、優しいですね。」
「ありがとう。でもその言葉愛にそのまま返すよ。お前が一番無理してるくせに。」
空様は真剣なまなざしで
私の頭を優しくなでる
「ありのままの自分をさらけ出すのって、勇気いるけど、楽になると思うよ。いつも無理して1人で溜め込むくせ、よくないよ。」
「空様…」



