「全然違わねぇよ。翔。愛、俺の恋人になったから。」
突然舜様が部屋から出てきて
私の後ろからバックハグをしてきた
「舜様!?」
「はっ!?意味分かんねぇ。愛は俺のだって!愛、そうだよなぁ?」
「……え…」
思わず言葉が詰まってしまう
「おいおい。愛困らせてんじゃねぇよ、翔。だいたいお前が悪いんだろ?」
「なんで俺がわりぃんだよ!お前がどうせ寝取ったんだろ!?」
「寝取ったなんて。人聞き悪いな。お前が愛を泣かせたのが悪いんだ。」
「俺は愛を泣かせたことなんてねぇよ!」
「よくその口から言えたもんだな。お前、ゆりちゃんと愛で揺れだしてんだろ?バレバレなんだよ!第一、愛を不安にさせてんのはお前なんだよ!」
ゆりの名前を出した途端に
翔様の顔が動揺したのを
私は見逃さなかった
「曖昧な態度で愛を不安にさせといて、彼氏失格だよ。俺なら絶対、愛を泣かせたりはしないね。」



