「じゃあ、愛…。あたしに全力でぶつかってきていいから。あたしは、翔が好きな気持ちは、あなたよりも長くて深いものだと信じてるから。」
「あたしだって…翔様のことはとても好きです…!」
「そう。でもここからは愛自身が決めるのよ。」
あたし…自身?
「せっかく友達になれたのに………
でも、仕方ないわ。今日からはライバルよ。」
「………」
「シュークリーム、食べてね。結構高いんだからっ♪」
さっきとは全然違う声の高さで
私に気を遣うゆり
「さて………。これから遊ぶって気にもなれないし、やっぱり今日もこれで失礼するわ。何度もきてごめんなさい。時々来るから、翔以外のことなら、話し相手にでもなれると思うから。」
「ゆり…。ありがとう。」
「ふふ。じゃあね、愛。」



