二度目のノックをすると

やっとドアが開いた



そこには

噂通り・・・いや、

噂以上に綺麗で妖艶な女がいた



「どうぞ、お入りください」



女に促され、中に入る

するとそこにはさっきの中学生と

黒い男が立っていた



「な、なんでお前たちが?!」



女当主の横にいる2人に

声をかける



「主様が、変な男に襲われないか

 心配したから来たんだよぅ」



中学生の男の子が言う



「・・・・・・バカが」



黒い男は、あり得ないくらい

不機嫌な顔でそう呟く



凄く、居心地が悪い・・・