「え…?」 私は驚いて先輩を見た。 先輩は笑いかけてくれると 動揺している梓を見た。 「今、な、なんて…言ったの?」 「だから、裕太は俺の弟だった」 「な、なんで…!?」 「なんでって言われても…俺の親離婚 して裕太はまだ小さかったから母親と出ていったんだよだから苗字が違うわ け、でも俺ら中学で再開して、一目で 弟だって分かった」 「な、嘘よっ!!そんな作り話、 信じるわけないじゃない!!」